2011年11月30日水曜日

寄贈のご報告

11月30日、いわき短期大学に電子キーボード5台をお届けいたしました。 

この短大では、「避難地区の学生さんが多く、仮設、借り上げ住宅、親戚、学生寮と何回も移動しながら、何とか生活にこぎつけている状況」とのことです。器楽演習で使用していた校舎がすべて使用不可状態になりました。移動できるキーボードを「給湯室や廊下や、空いているところを使用して授業をした」とのこと。6月末くらいからは落ち着いてきましたが、「学生の勉強がすごく遅れてしまいました。今までは自宅にピアノやそれに代わるものがあった学生が、何もなくなっていることも、一つの要因かなと思います。」
遅れている学生の練習に役立てたいとのご要望に応えて、お届けいたしました。

寄贈のご報告

11月28日、宮城県立石巻支援学校へ電子ピアノ2台をお届けいたしました。中等部、高等部の先生方ともに、とても喜んでくださっているとのことです。ありがとうございました。同学校には、この後アップライトピアノをお届けする予定になっております。

寄贈のご報告(続報)

先にお知らせいたしましたが、11月17日、塩竃市立浦戸第二小学校にアップライト・ピアノをお届けいたしました。埼玉県のI様よりご寄贈頂いたピアノです。ありがとうございました。

浦戸第二小学校は、塩竃桟橋から汽船に乗って約30分、松島湾に浮かぶ浦戸諸島の野々島にあります。3月11日は、この島も津波に襲われ多くの民家が流失しましたが、学校は高台にあるため、被害は最小限にとどまり、すぐに避難所となって島民の方々を助けました。「子どもたちは大喜びです。本校児童生徒のため大切に活用させていただきます。」というメッセージと写真を頂きました。」生徒さんたちの笑顔を見ると、本当に元気づけられます。

2011年11月28日月曜日

寄贈のご報告

11月26日、仙台市のにじいろ保育園にアップライト・ピアノをお届けいたしました。千葉県のH.K様よりご寄贈頂きましたピアノです。ありがとうございました。園長先生より、写真と御礼のメールを頂戴いたしました。

「大きなピアノと素敵な音色を耳にして、子ども達もとても嬉しそうな表情を見せていました!保育園でリトミックなどをやっている為、季節の歌を歌ったり、ピアノをたくさん使わせて頂きたいと思います。」

ありがとうございました。


寄贈のご報告(続報)

11月16日にグランド・ピアノをお届けした石巻市立荻浜中学校の校長先生が、お手紙と写真を送ってくださいました。ありがとうございました。抜粋してご紹介させて頂きます。

「この度は,高価な,しかも愛着深いピアノをご寄贈いただき,厚く御礼申し上げます。大震災が起きた3月11日は,卒業式の前日で,体育館での式場準備も終わりかけた時に大地震が発生し,およそ8mの大津波が押し寄せました。本校舎は一段と高いところにあるため無事でしたが,体育館はステージの上にまで波がきて,ピアノを飲み込みました。(中略)ご寄贈いただいたピアノは,ピアノの先生をなさっていた方のもので,多くの生徒
さん方がこのピアノで学ばれたとのことですが,本校でも文化祭や儀式的な諸行事に
おいて,生徒たちの歌声を美しく彩ってくれるものと思います。生徒たちにもご厚意
に感謝しながら大切に使わせていきたいと思います。震災の影響で転校する生徒が相次ぎましたが,「少ない人数,大きなパワー」を合い言葉に,生徒たちが希望と活力をもって学校生活が送れるよう,職員一丸となって盛り立てていきたいと思っております。」
 
ご寄贈頂いたN.Y様に改めて御礼を申し上げます。(K) 


2011年11月24日木曜日

寄贈のご報告

11月17日塩竃市浦戸第二小学校に、アップライト・ピアノをお届けしました。埼玉県のI様よりご寄贈頂いたピアノです。また、同24日名取市増田小学校に、神奈川県のO様よりご寄贈頂いたアップライト・ピアノをお届けいたしました。ありがとうございました。

また、10月25日にグランド・ピアノをお届けした南三陸町戸倉中学校の校長先生と生徒の皆様から、御礼のお手紙を頂きました。スタッフ一同、感激して読ませて頂いています。ありがとうございました。


2011年11月21日月曜日

電子ピアノのお届け報告(2)

11月18日(金)の電子ピアノお届け、あと2か所はいずれも保育所です。東松島市矢本西保育所と鳴瀬地区保育所です。



電子ピアノのお届け報告(1)

11月18日(金)、3か所に電子ピアノをお届けいたしました。まず東松島市大曲市民センターです。

寄贈のご報告

11月16日(水)、石巻市立荻浜中学校にグランド・ピアノをお届けいたしました。東京都のN.Y様よりご寄贈頂きましたピアノです。ありがとうございました。(写真が届きましたら、またご報告いたします。)

2011年11月18日金曜日

ご報告とお願い


ご報告とお願い 

日頃より「被災地へピアノをとどける会」の活動につきまして、
種々ご協力、ご支援を賜り感謝申し上げます。


アップライト・ピアノの寄贈(受け入れ)を一時休止させて頂きます。

私たちの会では、次のような流れで寄贈を行っております。

寄贈のお申し出
全国の調律師協会員がお伺いしてピアノの状態を確認
(寄贈に適していると判断された場合)お引き取り
仙台市内の倉庫に到着後、状態を再度確認したうえで、支援先へお届け

活動開始以来、大変多くの方からアップライト・ピアノ寄贈のお申し出を頂いております。現在、仙台市内の倉庫には、一定の数のピアノが寄贈先に向けて出発するのを待っております。また、お申し出を頂きながら、なかなか状態確認に伺えないケースも多く出ております。

お申し出からお引き取りまで、日程調整等も含めてかなりのお時間を頂戴しておりますが、上記の手順を丁寧にたどっていることのほか、私たちの活動に全面的に協力してくださっている運営スタッフの何人かが被災しており、手一杯な状態にあることも理由のひとつとなっております。お申し出を頂きながら、未だに状態確認の連絡が届かない方には、申し訳ありませんが今しばらくお待ち頂きたく存じます。(お申し出から状態確認まで、最低1か月程度を要しております。)

また、年末が近づくにつれて配送関係は繁忙期に入りますので、この流れがさらに滞ることが予想されます。そこで、アップライト・ピアノの寄贈(受け入れ)を一時休止させて頂きます。まずは、現在倉庫にお預かりしているピアノ、寄贈のお申し出を頂いているピアノを、一日も早く支援先にお届けすることに集中し、それらが一定程度納まった後に、アップライト・ピアノの寄贈(受け入れ)を再開させて頂きます。再開時期は未定ですが、追ってホームページ等でお知らせ致します。

電子(デジタル)ピアノの寄贈(受け入れ)を中止させて頂きます。

電子(デジタル)ピアノを寄贈したいというお申し出も多く頂戴しております。ぜひ被災地で使ってほしいというお気持ちはありがたく頂戴いたしますが、製造年から一定期間経ってしまうと部品が入手できなくなりますので、古い製品は今後修理等が必要になった場合に困難を伴います。また電子ピアノの場合、新品の電子ピアノを購入するのと同等以上の配送料が必要になるケースも出ております。そこで、誠に勝手ながら、電子(デジタル)ピアノの寄贈(受け入れ)を中止させて頂きます。

今後、電子ピアノを必要とされているところへは、お預かりしている義援金から新品を購入して、お届けいたします。但し、これまでに寄贈をお申し出頂いたものにつきましては、会が責任を持ってお預かりして支援先へお届けいたします。

○グランド・ピアノに関しましては、今後も寄贈(受け入れ)を継続いたします。
○アップライト・ピアノ、グランド・ピアノ、電子ピアノの支援を希望される学校、組織、施設等や個人の方は、ホームページのお問い合わせフォームよりご連絡ください。

今後とも、引き続き「被災地へピアノをとどける会」の活動にご高配賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

20111118
被災地へピアノをとどける会