宮城県は、3月11日を「みやぎ鎮魂の日」とすることを、県の条例で定めました。私たち「被災地へピアノをとどける会」スタッフも、それぞれ特別な思いを抱きながらこの日を過ごしました。
実行委員長・庄司美知子は、スペインに滞在中です。支倉常長渡欧の地セビリアとロンドン、一関、仙台を結んで、演奏と祈りをインターネットで中継・発信するという催し物にお呼び頂いての渡航です。写真は、仙台での中継会場(青葉城址)です。会の電子ピアノも活躍しました。
仙台でも、他の被災地域同様、各区の施設等に献花台が設けられました。
仙台市役所には、半旗が掲げられています。
祈りの催しは、夜まで続きました。
3年経ったといえども、先の見えない生活を余儀なくされている方々が、まだたくさんいらっしゃいます。そんな中、支援活動の多くがすでに撤退したと思われます。私たち「被災地へピアノをとどける会」も、いつどんなふうに終了しようかという話が、スタッフの間で出ないわけではありません。それでも、まだ困っている学校、悲しい思いで音楽を諦めかけている方のお話が耳に入ってくると、まだがんばらなければと思います。そして何よりも、全国、全世界の多くの皆さまが、今も私たちを支え続けてくださっているのです。
「被災地へピアノをとどける会」は、まだ活動を続けています。
被災地域の皆様、ピアノ(電子ピアノ)の支援について、どうぞ気軽にお問い合わせください。
今後とも、 「被災地へピアノをとどける会」をよろしくお願い申し上げます。
2014.3.11
スペインとイギリスでの追悼式典のニュースです。