2014年3月12日水曜日

3年

 東日本大震災3年にあたり、あらためて、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 宮城県は、3月11日を「みやぎ鎮魂の日」とすることを、県の条例で定めました。私たち「被災地へピアノをとどける会」スタッフも、それぞれ特別な思いを抱きながらこの日を過ごしました。

 実行委員長・庄司美知子は、スペインに滞在中です。支倉常長渡欧の地セビリアとロンドン、一関、仙台を結んで、演奏と祈りをインターネットで中継・発信するという催し物にお呼び頂いての渡航です。写真は、仙台での中継会場(青葉城址)です。会の電子ピアノも活躍しました。























仙台でも、他の被災地域同様、各区の施設等に献花台が設けられました。

 
仙台市役所には、半旗が掲げられています。


祈りの催しは、夜まで続きました。


 3年経ったといえども、先の見えない生活を余儀なくされている方々が、まだたくさんいらっしゃいます。そんな中、支援活動の多くがすでに撤退したと思われます。私たち「被災地へピアノをとどける会」も、いつどんなふうに終了しようかという話が、スタッフの間で出ないわけではありません。それでも、まだ困っている学校、悲しい思いで音楽を諦めかけている方のお話が耳に入ってくると、まだがんばらなければと思います。そして何よりも、全国、全世界の多くの皆さまが、今も私たちを支え続けてくださっているのです。

 「被災地へピアノをとどける会」は、まだ活動を続けています。
被災地域の皆様、ピアノ(電子ピアノ)の支援について、どうぞ気軽にお問い合わせください。

今後とも、 「被災地へピアノをとどける会」をよろしくお願い申し上げます。

2014.3.11

スペインとイギリスでの追悼式典のニュースです。