「支援先一覧」のページを更新しました。
2011年10月30日日曜日
2011年10月29日土曜日
電子ピアノの寄贈
10月27日、石巻市立湊中学校へ電子ピアノをお届けしました 。学校が津波で流されたため、近くの石巻市立中里小学校校庭の仮 設校舎へのお届けでした。
以下、ヤマハのMさんからのレポートです。
「お伺いしましたのが、夕方4時でしたが、生徒さん達も元気に部 活動をされておりました。ただ仮設の校舎ですので、練習する場所がないのか、 駐車場でサッカー部や野球部の生徒達が練習していたのが印象に残 っております。電子ピアノは、2階の音楽室に入れさせていただき ました、納品の日は吹奏楽の部活はお休みだったらしく、設置後の 写真のみです。ただ音楽の先生も新品がくるとは思ってなかったら しく、大変喜んでおりました。」
仮設校舎の窓から、美しい夕日が見えますね。お役に立てば幸いで す。ありがとうございました。
キーボードと電子ピアノの寄贈
石巻の「青い鳥の会」様(石巻管内特別支援学級後援団体)のご要 望により、卓上型キーボードを15台、同会にお届けいたしました (10月22日発送)。5か所の学校の学級に3台ずつお届けされること になっています。5か所の学校は、門脇小学校、釜小学校、大街道小学校、 門脇中学校、青葉中学校(いずれも石巻市立)です。お役に立てば幸いです。(写真は寄贈したキーボードです。)
また、岩手県大槌町のN様へ、電子ピアノをお届けしました。N様はピアノ を勉強している方ですが、ご自宅は全壊、避難所生活を経て、よう やく仮設住宅に暮らすことができるようになったとのことです。仮 設へのアコースティック・ピアノの搬入は無理ですが、電子ピアノ の音色を楽しんで元気になってくださいね。
ありがとうございました。
2011年10月27日木曜日
寄贈のご報告
ご報告が遅れましたが、宮城県塩竃市のバリトン歌手M.T.様へ電子ピアノを寄贈いたしました。10月18日付けでお手紙を頂きました。T様は、ご自宅の一階部分が津波の被害を受け、電子ピアノを流されてしまいました。音楽家にとって楽器は大切なものですが、その楽器が流されて途方にくれておられたとのことです。「頂いた電子ピアノを活用して、更なる日本のクラシック音楽のため、そして東北の復興を音楽を通して貢献したいと思います。」と書いてくださいました。お役に立てば幸いです。ありがとうございました。
レポート(南三陸町戸倉中学校)
10月25日、南三陸町戸倉中学校にグランドピアノをお届けいたしましたが、 同校を訪問し披露演奏をした「被災地へピアノをとどける会」実行委員長・庄司美知子のレポートを掲載いたします。
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皆様
改めてご報告いたします。昨日戸倉中学校にグランドピアノをお渡ししました。
戸倉中学校は、校舎が損壊したため、現在は登米市に場所を移して授業をしています。生徒さんたちは、毎日戸倉からこの仮設の学校まで、バスで1時間かけて通っています。昨日は戸倉小学校の生徒さんもコンサートに参加されました。
校長先生(女性の方です)のお話によると、戸倉中の40代の先生が、地域の方々を助けだした後に、体育館のピアノと一緒に津波に流されてしまったそうです。熱心に合唱の指導をしていらしたそうですが、何と流されたピアノのそばで亡くなられていたとのお話に、みんな涙でした。
もう一人、生徒さんが避難中に恐怖で動けなくなり流されたそうです。子供たちが受けた心の傷は深いし、ほとんどの生徒さんのご家族(もちろん先生方も)家、車、仕事を失っているとのこと。これからが大変とおっしゃっていました。
心をこめてピアノを弾かせて頂きました。帰り道、石巻のそばを流れる北上川の静かな流れを見ました。この川がこの町をのみ込んだのかと思うと信じられませんでした。
阿久津様から寄贈されたピアノはとても立派で、象牙の鍵盤でした。気仙沼の調律師さんは本当に丁寧にピアノを磨いてくださり、ぴかぴかの新品のようでした。11月3日の文化祭にはこのピアノを使って合唱をします、と校長先生は話してくださいました。
たくさんの人の手によって運ばれたピアノです。皆様ありがとうございました。
この後もピッチを上げてピアノをお届けしていきたいと思います。
一方、 難しい現実をたくさん見てきました。
気仙沼も、ホールはすっかり壊れ、秋の音楽祭やすべての行事が中止となっているそうです。
また、石巻方面への交通(道路)は未だに正常にはなっていないのです。
三陸自動車道はかなり混んでいるというので、帰りは45号線の道路を走りましたら、途中で通行止めのバリケードがあり、何台かの車と共にUターンして戻ること20~30キロ。やっと高速に乗りましたが8キロ渋滞というのに巻き込まれました。石巻と仙台をつなぐ電車もまだ止まっているので皆さん車で移動をするし、あちらこちら道路も寸断されているので、どこもかしこも大渋滞になるのです。通勤の人たちの苦労がわかりました。
1日も早い道路や電車の復旧なくして、この地域の復旧は難しいと感じました。
2011年10月25日火曜日
グランドピアノ第1号!
本日、南三陸町戸倉中学校へピアノをお届けしました。・・・といっても、本来の校舎は使えない状態なので、登米市旧善王寺小学校を仮校舎として授業が行われています。ピアノは、すぐ隣の善王寺コミュニティセンターにお届けしました。(戸倉中学校は15メートルの高台にあるにも関わらず、20メートルの津波が襲ってピアノを押し流し、生徒さんと教諭、お一人ずつが犠牲となりました。)
演奏も聴かせてほしいというご希望に応え、実行委員長・庄司美知子と実行委員・郷古由理のピアノに、仙台出身のバリトン歌手・草刈伸明さんも加わって演奏をお聴き頂きました。集まった全校生徒さんは、とても真剣に聴いてくださったそうです。
お届けしたのは、千葉県のI.A.様よりお預かりしたグランド・ピアノです。気仙沼の調律師さんが、隅々までピカピカに磨き上げてくださっていました。 これが、私たちの活動でグランドピアノをお届けした第1号です。ささやかな、でも私たちにとっては大きな意味のある一日になりました。
私たちの活動を応援してくださっているすべての皆様に、あらためて厚く御礼申し上げます。
2011年10月17日月曜日
2011年10月13日木曜日
2011年10月11日火曜日
個人の方への寄贈について
「被災地へピアノをとどける会」では支援先を、保育所や幼稚園、小・中学校といった教育機関など、公共性の高い施設優先で活動しております。このことは基本的には今後も変わりありませんが、震災から7か月が経ちましたので、ピアノを学んでいる子供たち等への学習支援にも向かっていきたいと考えております。寄贈(受け入れ)ご希望の方は、以下の要件に基づきお申し出ください。
対象
・
ピアノ教室もしくは個人指導の先生のもとでピアノを学んでいる方
・
音楽大学等で専門的に勉強をしておられる方、または音楽大学等を卒業された方
・
音楽家として活動しておられる方
・
音楽教室等を主宰しておられるピアノの先生
寄贈品目
アップライト・ピアノまたは電子ピアノ(グランド・ピアノは対象外とさせて頂きます。)
申し込み方法
次の3項目を記した寄贈申請書(書式自由)を、メールまたはFAXまたは郵送にて「被災地へピアノをとどける会」事務局までお送りください。受領後、実行委員会にて検討させて頂きます。なお、実際にお届けするまでに、少々お時間を頂く場合があります。ご了承ください。
1.
寄贈を希望する方のご住所、お名前、年齢、電話番号(必須)
2.
希望する品目(アップライト・ピアノ、電子ピアノの別)
3.
被災の状況を簡単に(流失、全壊、半壊、福島第一原発事故に伴う避難等)。
4.
勉強中の方は、推薦者(ピアノの先生等)からの簡単な添書きと推薦者のご住所、お名前、電話番号(必須)
音楽家として活動しておられる方は、プロフィール。
音楽教室等を主宰しておられるピアノの先生は、ご自身と教室に関するプロフィール。
メールアドレスがあれば、お書き添えください。
お預かりした個人情報は、支援と寄贈のマッチングにのみ用い、他の目的には一切使用いたしません。
ご不明な点は、ホームページの「お問い合わせ」フォーム、またはメールにてお問い合わせください。
◆「被災地へピアノをとどける会」事務局
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4丁目4番4号 仙台中央音楽センター内
〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央4丁目4番4号 仙台中央音楽センター内
Mail: info(at)piano-donation.org
※メールアドレスご利用の際は(at)を@に書き換えお願い致します
Tel:022-264-1846 Fax:022-398-6623
※メールアドレスご利用の際は(at)を@に書き換えお願い致します
Tel:022-264-1846 Fax:022-398-6623