今月もたくさんのピアノをお届けすることができました。詳細につきましては、近日中にお知らせいたします。
今年に入ってから、ピアノの支援を受けたいという「需要」よりも、ピアノを贈りたいという「供給」が上回る状態になっておりましたので、3月以来、ピアノのご寄贈受付を一旦中止しておりました。しかし、このところ支援のご希望が続いており、寄贈のピアノの不足が懸念されるようになりました。そこで、ご寄贈受付を再開させて頂きます。
ご寄贈をお願いしたいのは、グランドピアノ、またはアップライトピアノです。電子ピアノにつきましては、新規購入されての場合を除いて、辞退させて頂きます。中古の電子ピアノは、部品の在庫の都合からメンテナンスが困難だからです。
また、1台のピアノを運搬、調整、お届けするためには15万円前後の経費が必要です。「被災地へピアノをとどける会」は、特定の企業や団体、組織等の後ろ楯を一切持たず、音楽を愛する皆さまからの篤志のみで活動を続けてきました。ありがたいことにチャリティコンサート等の収益などを、各方面からご寄付頂いておりますが、それでも毎月通帳の残額を睨みながら、次のお届け計画を考えているのが実情です。
被災地にはまだまだ私どもの活動が必要です。今後も資金面での応援も頂戴したく、伏してお願い申し上げます。
ピアノをお届けした御礼に送って頂いた写真です。
「子供たちが待ち望んでいたピアノが届きました。ご寄贈頂きました方をはじめ、ピアノをとどける会の方々には心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。子供たちも感謝の気持ちを忘れず、大切に使うことと思います。」
かわいらしい笑顔は、活動の宝物です。ありがとうございました。