「被災地へピアノをとどける会」の関わったコンサートが、二つ開かれました。
まず、5月12日、東京・銀座で毎月行われている東日本復興応援「数寄屋橋音楽会 第6回」では、5月3日歌津訪問演奏に同行した音楽プロデューサー・庄司遥さんと、実行委員会副委員長の吉川和夫が、「とどける会」の活動について、また歌津訪問に同行した庄司さんが訪問の様子についてなどお話しさせて頂きました。
コンサートでは、藤井隆史さん、白水芳枝さんによるピアノ・デュオ「ドゥオール」が切れ味の良い素晴らしい演奏を聴かせてくださいました。吉川が震災への鎮魂として作曲した"Moment of Silence for 2011.3.11"も演奏されました。こういう場のコンサートではやや異色の選曲ですが、お客様はリアリティをもって受け止めてくださったようです。「数寄屋橋音楽会」とは、これからも提携していきたいと考えています。http://sukiyabashi.blog.fc2.com/
また、5月14日には、ヤマハミュージック大阪・心斎橋店で、「とどける会」の活動報告コンサートが開かれました。実行委員長・庄司美知子のピアノ、副委員長・渋谷由美子のヴァイオリン、そして大阪滞在中だったフランス在住のピアニスト・菅野潤さんが参加してくださいました。
大阪の皆様には、仙台や被災地の実情を知って頂く大変良い機会となりました。このコンサートは、ヤマハミュージック大阪様の多大なご尽力により実現したものです。心より感謝申し上げます。
どちらのコンサートでも、多くの募金をお預かりいたしました。ありがとうございました。