2015年8月12日水曜日

残暑お見舞い申し上げます。

残暑お見舞い申し上げます。
いつも「被災地へピアノをとどける会」にご厚意をお寄せいただき、感謝申し上げます。

震災から4年5ヶ月が経ちましたが、活動は継続中です。現在も世界中の皆さまから、ご寄付ご寄贈のお申し出を頂戴しております。本当にありがとうございます。詳細につきましては、改めて、ご報告申し上げます。





仙台では七夕が、いつもどおりの賑わいのうちに終わりました。
しかしまだまだ暑い日が続いています。
皆さまもどうぞお体に気をつけて、お過ごしください。

「被災地へピアノをとどける会」事務局は、8月13日より16日まで、夏季休業いたします。その間、メールはお受けできますが、対応させて頂くのは17日以降になります。
今後とも「被災地へピアノをとどける会」を、どうぞよろしくお願い申し上げます。



2015年7月23日木曜日

ピアノのご支援をお願いいたします。



「被災地へピアノをとどける会」事務局には、ピアノをお届けした方からの御礼状や写真が届きます。
写真とお手紙は、宮城県、10歳の女の子さんが送ってくださったものです。

「6月24日にすてきなピアノをありがとうございます。…アップライトピアノを、これからも大切につかっていきたいと思います。すてきなピアノをありがとうございます。」

福島県のピアノ教室の先生から。

「本日ピアノが、レッスン室兼わが家のリビングに届けられ設置されました。震災から4年・・・あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、職を変え、住まいを変えながら、母屋の取り壊し・・・そしてピアノを手放し・・・。片づけや処分や荷物運びに追われた4年でした。未だに言葉で言い表せない不安感等を抱えておりますが、わずかでもピアノを習いたいという子どもたち、そして大人の方にも、あの日以前のように自宅でピアノ教室ができること、子どもたちに元気や勇気をもらいながら、ピアノを通して音楽を通して地域の方と触れ合っていけることを、とてもうれしく幸せに思います。
いただいたピアノは大切に、そして有意義に使わせていただきます。本当にありがとうございました。」

写真のお子さんのお母さまからも頂戴しました。

「今日、皆様の愛のこもったピアノが届きました。とてもきれいでステキなピアノでした。以前使われていた方の想いが伝わり、涙が出そうになりました。
東日本大震災から4年が過ぎ、私たち家族は未だに仮設生活です。でも前に進まなければなりません。そのひとつが子どもたちの夢でした。娘が「ピアノを生かして幼稚園の先生になりたい。」「ピアノの楽しさを伝えたい」と言ってくれました。しかし、私たちにはピアノを買ってあげる余裕なんて・・・これが現実でした。その時、こちらのご支援のお話をいただき、信じられませんでした。でも、本当にいろいろな方々のお力が集まった愛あふれている会だと実感しました。本当に感謝の気持ちでいつぱいです。寄贈してくださった方々、そして『被災地へピアノをとどける会』の皆さま、心をこめてありがとうございました。大切に大切に使わせていただきます。」

ピアノ支援については、少しずつですが、今も途切れることなくお問い合わせ頂きます。寄贈のお申し出も頂戴しています。けれども、支援ご希望の数に対して、ピアノが足りません。生活は何とか維持できても・・・というお母さまの現実は、被災地ではまだまだたくさんあるのです。
どうか、今一度、ピアノのご支援を頂きますよう、活動の様子を拡散して頂けたら幸いです。

前回の更新以降のピアノのお届け報告を記しておきます。

7月1日、福島県W様へ、宮城県H様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
7月9日、宮城県S様へ、岩手県K様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
7月10日、宮城県名取市立増田中学校へ、新規購入のヤマハキーボード2台をお届けいたしました。
7月12日、岩手県Y様へ、兵庫県F様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

お届け総数は446台となります。ありがとうございました。




2015年6月30日火曜日

寄贈のご報告、「復興」の行方

ホームページの更新がすっかり滞ってしまいました。
「被災地へピアノをとどける会」は今も活動を続けています!
 「細々と」と言い添えた方がふさわしいかも知れない活動状況ではありますが、「細く長く」続けていくことこそが大切と考えています。

5月中旬から6月末までのお届け報告です。

5月15日、宮城県石巻市保育園ポコ・ア・ポコ様へ、カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
5月24日、宮城県Y様へ、 カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
5月26日、宮城県G様へ、東京都I様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
6月14日、宮城県桂島交流ハウス様へ、コルグ電子キーボードをお届けいたしました。
6月20日、宮城県鈴木昇会館様へ、東京都M様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。
6月20日、宮城県ケアハウス・ソレイユの丘様へ、愛知県H様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
6月24日、宮城県S様へ、東京都S様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

お届け総数は441台となります。ありがとうございました。

ところで、2013年1月14日の記事に、この写真を掲載いたしました。





地図の中央上、それから左上あたりのいくつかの鉄道駅が、影に覆われるようになっているのをご覧頂けると思います。

 このうち、仙台と石巻を結ぶ鉄道が、5月30日、震災以来ほぼ4年3ヶ月ぶりに再開通しました。


沿線に住む「とどける会」のスタッフが、写真を撮ってきてくれました。ちょっとわかりづらいのですが、字のところどころに「キラーン!」と輝くような装飾があります。「これを作った駅員さんも嬉しかったんでしょうね!」と、スタッフも嬉しそうです。
フィルターに覆われていた路線図も、きれいに繋がりました。


しばらく見ることの出来なかったこの行先表示の列車を初めて見た時は、胸が熱くなりました。

来月には「仙石フェス」という音楽イベントも予定されているそうで、美しい海を臨みながら走る路線は盛り上がっています。http://senseki-trainfes.jp/

鉄路の復旧は「復興」を感じさせてくれますが、未だ開通していない路線もあります。常磐線もそのひとつです。不通区間は影になっています。


「復興」といっても、災害公営住宅は建設が大幅に遅れているそうです。石巻の仮設住宅では、住民の2割が喘息の疑いがあるという報道もありました(河北新報、2015年6月13日)。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201506/20150613_13014.html

被災地からは、少しずつですが、今も ピアノの支援希望があります。生活再建が精一杯で、ピアノ購入までとても余裕がないのです。ピアノ寄贈のお申し出や活動資金のご寄付も頂戴しますが、当然ながら震災直後のようなわけにはいきませんから、ギリギリで回している状態です。それでも、寄贈やご寄付のお申し出は本当にありがたく、活動の励みになっています。

これからも、出来る限り「細く長く」続けて参ります。
  「被災地へピアノをとどける会」の活動に、引き続きのご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。






2015年5月16日土曜日

嬉しいお便り

先日、私たち「被災地へピアノをとどける会」事務局に、とても嬉しい3通のお便りが届きました。
差出人は、いずれも「とどける会」からピアノをお届けした方です。



「とどける会の皆様、お元気でしょうか?私はとても元気です!
春から〇〇音楽大学へ進学することになりましたので、報告させて頂きます。中学生の頃からの音大合格の夢が叶いました。寄贈者の方、ピアノをとどける会の皆様に御礼申し上げます。
ピアノを届けて頂いてからの毎日は、練習漬けでした。毎日ピアノに触れ、練習できる環境を作って下さり、本当にありがとうございました。大学に入ってから、もっともっと練習して、上達したいと思っています。震災から4年が経ち、今私が思うことは、ピアノをとどける会の皆様が私にして下さったように、音楽で元気や喜びを届けたいということです。この気持ちを忘れず、頑張っていきます。」

「東日本大震災から早4年が過ぎました。当時中学2年生で、全国大会を数週間後に控えていた娘は、たくさんの知人の方々に支えられ、ピアノを続けることができました。そして、貴団体から受験直前にピアノを届けて頂き、なんとか、〇〇音楽大学付属高校へ入学することができました。
この4年間、原子力災害被害ということで、同級生とも逢うこともできず、我が家へ行くこともできず、ひたすら音楽の道を邁進してきました。やっとこの春、我が家へ立ち入り、あの頃一生懸命弾いていた曲を弾き、現実を受け止め、一歩前進したようです。
春からは〇〇音楽大学ピアノ科で、〇〇先生の下、ピティナの夏を迎える準備をしています。チャリティコンサートにお声がけ頂き、親子で震災の語り部としてミニコンサートを行ってきました。会場の方々から私たちへと寄付を頂きました。わずかですが、その一部を貴団体へお贈りし、残りは今後の活動費としたいと思います。震災と向き合いながら、音楽の世界で頑張っていきたいと思います。貴団体から贈って頂いたピアノとともに今後も頑張ります。」

音大合格というお知らせはもちろん嬉しいことですが、 それ以上に有難いのは、お二人が寄贈者の方からの御厚意に音楽で報いようと決意していらっしゃることです。お手紙を読んで、「とどける会」スタッフ一同、胸に迫るものがありました。

小学校5年生の女の子さんからも、かわいらしいお手紙を頂いています。

「ピアノ本当にありがとうございました。すごくうれしいです。お父さんもお母さんもうれしそうです。わたしは2年生からピアノを始めました。今はエリーゼのためにをがんばっています。つなみで前の家はながされましたが、今は新しい家に住んで、元気に新しい学校に通っています。これからはピアノをいっぱい練習して、コンクールや検定をがんばって、ピアノの先生を目指します、大切なピアノありがとうございました。」

ささやかながら、夢への第一歩のお手伝いが出来たとしたら、こんなに嬉しいことはありません。活動を続けてきたことを、感慨深く振り返る契機となります。ありがとうございます。


さて、ここからは3月以降のお届けご報告です。

3月29日、宮城県特定非営利活動法人・乳幼児保育園ミルクへ、千葉県U様新規購入のグランドピアノをお届けいたしました。(U様は、亡くなられたご主人様愛用の楽器を処分して、そのお金でグランドピアノを新規購入し寄付してくださったものです。)

4月10日、宮城県O様へ、宮城県S様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

4月11日、岩手県S様へ、神奈川県M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

4月11日、岩手県K様へ 、東京都S様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

4月12日、宮城県M様へ、千葉県O様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

4月25日、宮城県G様へ、コルグ電子ピアノをお届けいたしました。ご近所にある交流所で使用されるとのことです。

5月8日、石巻市石巻グランドホテルへ、広島県Y様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。

お届け総数は434台となります。どうもありがとうございました。
最近ようやく新居が完成したという方も多く、ピアノ支援のご希望は続いていますが、ピアノが不足しています。活動資金へのご寄付ともども、引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。


2015年3月24日火曜日

宮城県復興応援ブログ「ココロプレス」その3

宮城県復興応援ブログ「ココロプレス」で取材してくださった記事の「その3」が公開されました。今回は【手紙編】です。今回初めて公開するお手紙も掲載されています。ピアノを必要としてくださった方々の生の声、ぜひご一読ください。

http://kokoropress.blogspot.jp/2015/03/3.html

2015年3月21日土曜日

宮城県復興応援ブログ「ココロプレス」その2

宮城県復興応援ブログ「ココロプレス」が取材してくださった記事「その2【活動編】」が公開されました。ぜひご一読ください。

なお、「その3」も準備中です。「被災地へピアノをとどける」活動の現在を広く知って頂くきっかけになれば幸いです。

http://kokoropress.blogspot.jp/2015/03/2.html

2015年3月1日日曜日

寄贈のご報告とお願い・・・まもなく4年

 
(写真は大崎市松山保育所)



 2015年2月のお届けをご報告いたします。

2月6日 岩手県M様へ、神奈川県S様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
2月17日 宮城県伊保石清水沢一区町内会(災害公営住宅集会所)様へ 、大阪府M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
2月27日 宮城県吉田保育園様へ、福岡県Y様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

お届け総数は427台になりました。
ありがとうございました。

間もなく、東日本大震災から4回目の「3.11」を迎えようとしています。
その日が近づいてくると、心なしか気持ちがザワザワします。

これまで、皆さまからお寄せ頂きましたご厚意に、「被災地へピアノをとどける会」スタッフ一同、心より感謝申し上げます。お届け報告をご覧頂くとおわかり頂けるかと思いますが、4年経とうとしている現在も、ピアノは少しずつ動いています。

「ようやく仮設住宅から自宅に移り、環境が整ったので・・・」
「2015年5月に新居が完成するので…」
「2015年9月に新居が完成したら・・・」

最近頂戴する「支援希望」の多くは、こんな感じです。もちろん被災してご自宅とともにピアノを流失してしまった方々からの「支援希望」です。

2015年1月30日復興庁発表によれば、今も22万人以上の方が仮設にお住まいとのこと。復興公営住宅の建設が急ピッチで進められていますが、1,000人収容の大型集合住宅といっても、入居できるのはわずかにすぎません。自力で住宅を確保しようとしている方々から「建設が遅れているので、ピアノを頂戴するのを少し待ってほしい。」というご連絡を頂くのも、珍しいことではありません。資材も職人さんも不足しているのです。中には、「平成30年に支援をお願いできないか。」というお申し出もあり、スタッフ一同頭をかかえてしまいました。

多くの組織は、すでに支援活動をやめています。私ども「被災地へピアノをとどける会」も、活動をいつまで続けられるかわかりません。というのも、活動資金の底が見え始めているからです。

「被災地へピアノをとどける会」は、いかなる団体、会社、組織等の後ろ盾を受けることなく、すべて世界の音楽家、音楽愛好家の皆様からの寄付金だけで、400台以上のピアノをお届けしてきました。「すごいですね。」とよく言われますが、本当にすごいと思います。何がすごいかと言えば、私たちスタッフがすごいのではなく、個人やグループからご寄付頂くお金だけで、ここまでやってこられたことです。

「家族もろともに巨大津波に飲み込まれ、自分だけ生き残った。被災者ではあるが『支援する側』として救援活動を継続している」というような方からのお問い合わせを、ごく最近も頂きました。

資金が底をつけば、とどける会の活動もそろそろ潮時・・・と考える反面、あともう少しだけでも、できるだけのことをしていかなければ・・・とも思うのです。

震災から4年が経ちます。
しかし、被災地に「風化」という言葉はありません。

どうか、1台でも多くのピアノをお届けできるよう、引き続きのお力添えを切にお願い申し上げます。