2014年12月26日金曜日

寄贈のご報告


10月下旬以降のお届けをご報告します。

10月26日 福島県MJCアンサンブル様へ、カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
11月15日 宮城県M様へ、コルグ電子ピアノをお届けいたしました。
11月18日 宮城県K様へ、 カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
11月18日 岩手県K様へ、カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
11月19日 宮城県大崎市松山保育所へ、東京都S様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
12月1日 宮城県T様へ、埼玉県I様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
12月12日 岩手県立釜石高校へ、朝日新聞大阪本社よりご寄贈のグランドピアノ(新規購入、カワイ)をお届けいたしました。
12月14日 宮城県G様へ、千葉県M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
12月21日 岩手県K様へ、宮城県H様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
12月22日 岩手県Y様へ、東京都N様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
12月23日 宮城県S様へ、東京都H様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
12月25日 福島県O様へ、カワイ電子ピアノをお届けいたしました。

お届け総数は419台となりました。ありがとうございました。

上の写真は、松山保育所様が送ってくださったものです。
また、福島県南相馬市を拠点とする中・高生の合唱団MJCアンサンブルは、電子ピアノの支援を希望された後、メンバーの高校生さんを交通事故で亡くすという不幸に見舞われました。
一度は、支援希望を保留したいというお申し出も頂きましたが、悲しみを乗り越えるために活動を再開され、 予定より少し遅れましたが、お届けすることができました。

 
震災直後から始まった被災地への物質的支援の多くは、すでに活動を止めています。
「被災地へピアノをとどける会」が、今も活動を続けているのは、数こそ減ったものの、未だ支援希望のお申し出が途切れないからです。ようやく新居が確保でき、仮設住宅から出るので、子どもが断念していたピアノを再び習わせてやりたい、しかし新品を買う余裕はないので・・・というご希望は、むしろ増えているようにも思います。
世間で震災についての話題はほとんど出なくなった最近でも、「とどける会」には「両親と祖父母が亡くなり、今は親族である自分のところに身を寄せている小学生の姉妹に、以前も習っていたピアノを弾かせてやりたい」というような、思わず涙してしまうお手紙が届いたりするのです。

すぐにでもお届けしたい。。。しかし、震災からもう少しで4年が経とうしているこの頃では、金銭的なご寄付がめっきり減ってきました。
「被災地へピアノをとどける会」は、特定の団体や組織などの後ろ盾を一切持っていません。全国の音楽家、音楽愛好家の皆さまからのご寄付だけで維持しています。資金が底をついたら、自ずから活動を停止せざるを得ないでしょう。その時も近づいているように思われます。
どうかそれまでに、1台でも多くのピアノを被災地へお届けできるよう、お力添えを切にお願い申し上げます。