2014年2月28日金曜日

寄贈のご報告と御礼のお手紙





更新が滞ってしまいました。申し訳ありません。

もう活動は休止したのか?と思われた方もいらっしゃるかも知れませんが、まだまだ続けております。

2014年1月からのお届け報告をさせて頂きます。

1月19日 岩手県S様へ、和歌山県K様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

1月22日 宮城県K様へ、山口県K様より ご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

1月30日 岩手県K音楽教室様へ、北海道A様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。

2月11日 宮城県N様へ、東京都I様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

2月12日 岩手県I様へ、石川県A様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

2月12日 宮城県Y様へ、愛知県ポケットオペラ様からの寄付により新規購入したコルグ電子ピアノをお届けいたしました。

2月14日 宮城県K様へ、 カシオ電子キーボードをお届けいたしました。

2月18日 宮城県石巻市立貞山小学校へ、東京都K様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。

2月19日 岩手県K様へ、長野県H様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。

2月27日 岩手県S様へ、ヤマハ電子ピアノをお届けいたしました。

2月28日現在、お届けしたピアノの総計は368台となりました。ありがとうございました。


掲載した写真は、最近頂戴した支援御礼のお手紙です。
ほんの一部をご紹介いたします。


 「私は、東日本大震災で被災し、ピアノが流されてなくなってしまいました。そのピアノは亡くなったおばあちゃんの形見で、まさに平成23年3月11日震災当日に、私の家に運ばれてきたばかりでした。(やっと、おばあちゃんのピアノで練習できる。)と思っていたので、その姿を見ることもなくなってしまい、とても残念な気持ちでいっぱいでした。
 今、私は3月のピアノコンクールに向けて、毎日一生懸命練習しています。昨年東北大会に出場できたので、今年も出場したいです。特に今年は支援していただいたおかげで練習に力が入って、はりきって練習しています。寄贈していただいた方にとても感謝しています。
 これから毎日続けている練習に、これまで以上に力を入れてがんばりたいと思います。最後になりますが、『被災地へピアノをとどける会』に関わるすべてのみなさんに感謝申し上げます。ありがとうございました。」(宮城県・小学校5年生女子)


 「この度は、私たちの元へ、大切なピアノをお譲りいただき、ありがとうございました。『被災地へピアノをとどける会』のお話がありました時、このお話が本当に実現するのだろうかとの思いがありました。ピアノが届くとご連絡いただいた際には、本当に嬉しくて娘たちはとび上がって喜びました。共に喜びながら、ありがたくてありがたくて、涙がにじんで来ました。家族全員で感謝の気持ちでいっぱいでした。
 ピアノを習っている娘は小1からピアノ教室に通い、今春5年生に進級です。震災によって、購入して1年も経っていないピアノが被災した時の衝撃は、今でも昨日のことのように思い出されます。娘たちが毎日触れてなじんでいた大切なピアノが、一瞬にしてただのガレキになった時、本当にショックでした。その後のレッスンは半年程お休みいただいたかと記憶しています。それでも娘にピアノを習わせたい思いがあり、車で30分程の所にある実家へ週末連れて行き、ピアノ教室へ再び通い始め、現在に至っています。そんな状況の中で、この度、このように立派なピアノを送っていただきました。被災地へピアノをとどける会様、寄贈してくださった方の温かいご支援に感謝してます。早速娘たちもピアノに触って喜んで過ごしています。
 これまで、震災後全国からいろいろな形で温かいご支援をいただいて、今日に至っています。きっと娘たちの心にも、その温かさが伝わっていると思います。そして大切なピアノを手離された方のお気持ちを大事に受けとめながら、ピアノと一緒に成長していくことと思います。お届けいただきましたピアノは、大切に大切に使わせていただきます。本当にありがとうございました。」(岩手県女性の方)


 もうすぐ、あの日から3年。支援希望のお問い合わせは、今も遠慮がちに届きます。状況を読むと、1日も早くお届けしたいという気持ちになることが多いこの頃です。
 一方、寄贈のご希望、コンサートの収益を寄付したいというお申し出も、途切れることなく続いています。本当にありがたいことです。そして、このような御礼のお手紙を頂くと、スタッフみんなで嬉しく読みながら、私たちの活動は、まだまだ続ける必要があると感じます。 
 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。