3月26日、東京文化会館小ホールで行われた東京混声合唱団定期演奏会で、「被災地へピアノをとど
ける会」副委員長・吉川和夫作曲の合唱曲「どうして
あんなに」が演奏されました。震災犠牲者への鎮魂の意を込めた作品です。指揮者の田中信昭先生と東混メンバーや事務局の皆さまのおはからいにより、吉川が
舞台で「とどける会」の活動についてのスピーチをさせて頂きました。
終演後には、メンバーの方々が募金活動を行って「とどける会」へ寄付して頂けることになりました。東混のメンバーには東北出身の方がたくさんおられ、中にはご親戚が被災された方もいらっしゃるそうです。東京混声合唱団の皆さまに、厚く御礼申し上げます。
このように、演奏会での募金活動で集まったお金を「とどける会」へ寄付しようという動きが、今もあります。若い方々がチャリティーコンサートを企画しているとのお話も伺っています。
現在、ピアノは供給過多の状態が続いていますので、新たな受け入れは一旦中止しております。しかし、ピアノを移動し整備するためのお金はこれからも必要で
すので、このような動きは本当にありがたいですし、金額の多い少ないではなく、皆様のご厚意が繋がっていくことが本当に嬉しいことです。今後ともよろしくお願いいたします。