2012年8月7日火曜日

竹飾り

「被災地へピアノをとどける会」事務所のあるビルの前に、七夕の竹飾りが揚がっています。

昨日から開催の「仙台七夕」に合わせて、「とどける会」 のスタッフが用意したものです。子どもたちやスタッフの折った千羽鶴や願い事の書かれた短冊に加えて、パリから届いた素敵なメッセージがたくさん飾り付け られました。6月下旬から7月にかけてパリ市庁舎で行われた催しで寄せられた復興応援のメッセージです。「勇気をもって」「みんな、あなた方とともにあ る」…パリからのメッセージは、ここだけでなく、仙台市内11ヵ所の竹飾りに付けられています。

竹は、実行委員長の友人の方が用意してくださり、「とどける会」ボランティアさんたちが運んでくれました。スタッフも、仕事の合間を縫って鶴を折ったり、短冊に書き込んだりしました。重くしなった竹を立てて飾るのには、近所の皆さんもお手伝いしてくださいました。
竹飾りを用意したのは初めてですが、仙台七夕で何気なくくぐっている竹飾りが、実は、伝承の技と、とてもたくさんの人たちの心とによって支えられているも のだということも実感しました。仙台も日中は暑いです。でも時折爽やかな風が吹きます。爽やかな風とともに、ひと時でも早くみなさんの願いが叶えられますように。

河北新報紙面でも取り上げられました。
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/08/20120807t15036.htm