2012年7月3日火曜日

ふたつのコンサート報告(2)

6月28日、岐阜県大垣市スイトピアセンター音楽堂で、東日本大震災「被災地にピアノを届けよう」チャリティーコンサートが行われました。

ソプラノ歌手の山中敦子さんをはじめとする 「被災地にピアノを届けよう」(大垣)の皆さんが出演、音楽で被災地へのチャリティーを呼びかけたほか、「被災地へピアノをとどける会」から実行委員長・庄司美知子、副委員長・吉川和夫、会計・郷古由理、それにヴァイオリニストの勅使河原真実がお伺いして、演奏と活動報告をさせて頂きました。チケットは完売とのことで、ご来場頂いたお客様は、最初から最後まで熱心に聴き入ってくださいました。

チケット収入と当日の募金箱に集まった分からわずかな経費を引いて、全額「被災地へピアノをとどける会」へ寄付して頂けるそうです。また、公益財団法人・大垣市文化事業団様が共催してくださり、会場費の一切を無料にしてくださったことにも、頭が下がります。本当にありがとうございました。

山中さんのブログもぜひお読みになってみてください。http://plaza.rakuten.co.jp/atsuko626/diary/201207010000/

しかし、ありがたいのはお金だけではありません。数寄屋橋音楽会も同様ですが、こうして「非被災地」に呼んで頂いて、「被災地」の現状をお話しさせて頂くこと、そこで活動する音楽家の演奏を聴いて頂くことによって、私たちの活動がどんなに力づけられるかわかりません。こちらにも来ないか…というお申し出があれば、できるだけ都合をつけて、日本全国どこへでも伺いたいと思っています。

被災地には、これからもまだまだ継続的な支援が必要です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(出演者全員での記念写真です。)