足を取り外され梱包されたグランド・ピアノが運び出されています。
これは、「被災地へピアノをとどける会」副委員長である渋谷由美子(ヴァイオリニスト、元仙台フィルハーモニー管弦楽団コンサート・ミストレス)の九州の実家から、運び出される様子です。西日本新聞が取材して、記事にしてくださったそうです。このピアノは、現在仙台の倉庫で調整中。「とどける会」の活動にとって大切な場所へのお届けを予定しています。お届けできましたら、またご報告いたします。
岩手県沿岸部の学校の状況を取りまとめてくださった方を経由して、7つの学校から受け入れ希望を頂きました。しかし、このうちの1校は、校舎が津波で全壊、現在は他校で授業を行っており、2年後に新築校舎が完成したら、その時に受け入れたいとのことでした。 また、別の学校はやはり全壊。仮設校舎が7月に完成予定なのでその時に…とのことです。
仙台の中心地で活動していると、復興ももうずいぶん進んできたような錯覚に陥ることがありますが、とんでもない、まだまだ途方もないくらいの時間が必要です。