2011年12月25日日曜日

笑顔


12月14日に、東京都のI様よりご寄贈頂いたピアノをお届けした白石東中学校様から、写真と御礼状が届きました。

御礼状は、校長先生、生徒会長さん、2年生の生徒さんがそれぞれ書いてくださったものです。

校長先生によれば、「震災で校庭と通用道路が崩落し、現在も上下水道が仮設のまま」という不自由な生活を余儀なくされているそうです。また「三階に設置してあったピアノが、地震で崩れた天井の下敷きとなり」使用できなくなってしまった、「合唱コンクールなど音楽活動を活発にやってきただけに」大変困っておられたそうです。実際にピアノが届いた時には、職員も生徒の皆さんも、その立派さに驚きの声が上がったとか。

生徒さんたちは、「今回頂いたピアノはホールに置くことになり、合唱練習がさらに盛り上がると思います。」「ピアノを囲んで、さらに友だちとの絆が深まると思います。」「今回の震災のことを忘れないためにも、寄贈して頂いたピアノを大切に使わせて頂きます。」「応援してくださる全国の皆様の暖かい心を忘れず、一生懸命中学校生活を送っていきます。」などと書いてくださいました。

皆さんの笑顔が、すべてを語っているように思います。いつも「被災地へピアノをとどける会」を応援してくださっている皆さまへのささやかな「クリスマス・プレゼント」として、この写真をお届けします。ありがとうございました。