6月6日、「被災地へピアノをとどける会」副委員長・吉川和夫が、広島県福山市のリーデンローズにて、「3.11 被災地と音楽」というタイトルで講演させて頂きました。中國新聞が取材してくださり、ネット上にも掲載されています。ぜひご一読ください。
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20130611101950772_ja
2013年6月25日火曜日
2013年6月11日火曜日
活動報告(「被災地へピアノをとどける会」設立2周年を迎えて)
写真は、石巻・大川地区の皆さんによる歌の集まりです。愛知県の「ポケット・オペラ」様がチャリティコンサートの収益で新規購入してくださった電子ピアノを、「被災地へピアノをとどける会」がお手伝いをして、NPO法人「M&P」様にお届けしました。「M&P」代表の佐々木克仁様はプロの音楽家ですが、出身地である石巻・大川地区を元気にするために、仮設住宅で引きこもりがちになる方々を勇気づけるために、この歌の集いを定期的に開催していらっしゃいます。「被災地へピアノをとどける会」からお届けしたピアノは、こんなところでも役立てて頂いています。
さて、本日6月11日は、東日本大震災から2年3か月目の月命日です。「被災地へピアノをとどける会」の設立は2011年6月9日ですから、 2年が経過したことになります。
以下は、2年目の節目を迎えての活動報告です。
〇2011年6月に活動を開始して以来、320台を超えるピアノ、電子ピアノ等を被災地へお届して参りました。学校や教育機関、公共施設等へ約150ヶ所、個人へ約140ヶ所です。
〇全国から使われなくなったピアノをお預かりして、仙台の倉庫で整備、調律してお届けします。これから何年も使っていただくことになる楽器ですから、状態の悪いものをお届けするわけにはいきません。製造番号を限定させて頂き、可能な限り品質を保証できるもののみお預かりさせて頂きます。学校、公共施設への寄贈を優先的に考えておりますが、個人の方にもお届けしています。
〇「被災地へピアノをとどける会」はNPOではなく、専従の職員はおりません。メンバー全員がプロの音楽家、または音楽関係の仕事に就いており、本来の仕事の傍ら活動にあたっています。郵便物等の発送は、ボランティアチームの手を借りながら行います。もちろん、実行委員、事務スタッフは全員無給です。
〇学校や教育機関のピアノの需要は、とりあえず落ち着いた模様ですが、来春あるいはそれより後に予定されている新校舎完成時に寄贈するお約束を交わしている学校もあります。また、津波とは無縁だった内陸部でも、実は深刻な被害があったことが明らかになってきました。建物の被害は重大ではないが、元々古かったピアノが激しい揺れにさらされて修理不能に陥っているケースも多数あります。「被災地」とは、津波によって流失した地域のみを意味するものではないと私たちは考えています。
〇個人の方からの支援希望は続いています。住環境が整備され、生活が落ち着きを取戻してきたことから、一度は諦めていたピアノを再び弾きたいというお申し出が増えてきました。小学生の方からは、「家とともにピアノも失って、もうやめようかと考えたりもしましたが、学校のピアノを弾き、積極的に伴奏の係になったりしてがんばってきました。」などというお手紙を頂きます。しかし、津波の被害が酷かった地域の子どもたちは、習っていたピアノを再び勉強したくても、仮設住宅では断念せざるを得ません。電子ピアノならば音の問題、住まいの床の強度の問題がクリアできるということで、電子ピアノのご希望も多く頂きます。電子ピアノは、会で新規購入してお届けします(古い電子ピアノを寄贈したいというお申し出も頂きますが、年を経た電子ピアノは修理が必要になった時、部品が揃わないのです)。いずれにしても、親御さんや音楽教室の先生からの御礼のお手紙やメールに、子どもさんの表情が変わった、明るくなったと書かれることが多くなってきました。これは、私たちの活動にとって大きな励みです。
〇ピアノを囲んで地域の皆さんが集まれるような場所にも、寄贈してくださった方のお許しを得てお届けしています(お預かりしたピアノについては、お届け先が内定した段階で、寄贈してくださった方に必ずご報告をして、ご許可を得てからお届けします)。仮設住宅の集会所やお店のスペースなどでは、ピアノをお届けしたことによって、訪問音楽会や、地域の人たちが集まって歌を歌う集いなどが開かれるようになりました。震災前から、さまざまな場所にピアノを囲んで大勢の人たちが集まっていたし、これからも集まりたいと考えている人が多いことがよくわかります。「被災地へピアノをお届けする」のは、被災地域全体の音楽環境や教育環境の整備、底上げに寄与することに他ならないのです。
〇お届け先からご要望があれば、贈呈式演奏に伺います。そんな時、私たちの活動は単にピアノという「ハード」だけをお届けしているのではない、ピアノとともに音楽という「ソフト」をお届けすることに直結していると気づかされます。贈呈式演奏の他に、東日本復興応援プロジェクトの一環として東京・銀座で催されていた「数寄屋橋音楽会」や、仙台中央音楽センター主催「私の心のふるさと」との共催により、東京、仙台、気仙沼で音楽会を開催してきました。その際には、活動報告の時間を設けています。活動を通して見える現状をお話しして、非被災地ではさらなる支援を呼びかけ、被災地では支援希望を募る機会にしています。また、被災しながら努力している若い音楽家たちに演奏の場を設えることも、これから「被災地へピアノをとどける会」が担うべき大切な活動のひとつと考えます。
〇私どもの活動に、特定の企業、組織、団体等の後ろ盾は一切ありません。ピアノの調整・運搬費は、すべて個人的、あるいは組織的なご寄付、演奏会のチケット収益や募金箱設置等によるご寄付をお預かりしてまかなってきました。海外からのお申し出も頂いています。また、ピアノを寄贈して頂ける方には、調整・運搬費の一部として、全国一律3万円のご寄付をお願いしています。しかし、ピアノをお預かりしてからお届けするまでには、1台につき15~17万円程度の経費がかかります。電子ピアノの購入費用も必要です。前述のように、来春以降に支援を希望している学校・施設がありますし、支援を希望される個人の方はこれからも出てくるでしょう。今後もピアノのお届けを続けるための資金を確保しなければなりません。 被災地に「風化」という言葉はありません。これまでのご支援に感謝いたしますとともに、今後とも引き続きのご支援をお願い申し上げます。
寄付金のお振込み先
<郵便振替>口座番号 02280-5-110142 加入者名 被災地へピアノをとどける会
<銀行振込>
ゆうちょ銀行 二二九支店 当座 No.0110142 口座名義 被災地へピアノをとどける会
三井住友銀行 仙台支店 普通 No.1753200 口座名義 被災地へピアノをとどける会
さて、本日6月11日は、東日本大震災から2年3か月目の月命日です。「被災地へピアノをとどける会」の設立は2011年6月9日ですから、 2年が経過したことになります。
以下は、2年目の節目を迎えての活動報告です。
〇2011年6月に活動を開始して以来、320台を超えるピアノ、電子ピアノ等を被災地へお届して参りました。学校や教育機関、公共施設等へ約150ヶ所、個人へ約140ヶ所です。
〇全国から使われなくなったピアノをお預かりして、仙台の倉庫で整備、調律してお届けします。これから何年も使っていただくことになる楽器ですから、状態の悪いものをお届けするわけにはいきません。製造番号を限定させて頂き、可能な限り品質を保証できるもののみお預かりさせて頂きます。学校、公共施設への寄贈を優先的に考えておりますが、個人の方にもお届けしています。
〇「被災地へピアノをとどける会」はNPOではなく、専従の職員はおりません。メンバー全員がプロの音楽家、または音楽関係の仕事に就いており、本来の仕事の傍ら活動にあたっています。郵便物等の発送は、ボランティアチームの手を借りながら行います。もちろん、実行委員、事務スタッフは全員無給です。
〇学校や教育機関のピアノの需要は、とりあえず落ち着いた模様ですが、来春あるいはそれより後に予定されている新校舎完成時に寄贈するお約束を交わしている学校もあります。また、津波とは無縁だった内陸部でも、実は深刻な被害があったことが明らかになってきました。建物の被害は重大ではないが、元々古かったピアノが激しい揺れにさらされて修理不能に陥っているケースも多数あります。「被災地」とは、津波によって流失した地域のみを意味するものではないと私たちは考えています。
〇個人の方からの支援希望は続いています。住環境が整備され、生活が落ち着きを取戻してきたことから、一度は諦めていたピアノを再び弾きたいというお申し出が増えてきました。小学生の方からは、「家とともにピアノも失って、もうやめようかと考えたりもしましたが、学校のピアノを弾き、積極的に伴奏の係になったりしてがんばってきました。」などというお手紙を頂きます。しかし、津波の被害が酷かった地域の子どもたちは、習っていたピアノを再び勉強したくても、仮設住宅では断念せざるを得ません。電子ピアノならば音の問題、住まいの床の強度の問題がクリアできるということで、電子ピアノのご希望も多く頂きます。電子ピアノは、会で新規購入してお届けします(古い電子ピアノを寄贈したいというお申し出も頂きますが、年を経た電子ピアノは修理が必要になった時、部品が揃わないのです)。いずれにしても、親御さんや音楽教室の先生からの御礼のお手紙やメールに、子どもさんの表情が変わった、明るくなったと書かれることが多くなってきました。これは、私たちの活動にとって大きな励みです。
〇ピアノを囲んで地域の皆さんが集まれるような場所にも、寄贈してくださった方のお許しを得てお届けしています(お預かりしたピアノについては、お届け先が内定した段階で、寄贈してくださった方に必ずご報告をして、ご許可を得てからお届けします)。仮設住宅の集会所やお店のスペースなどでは、ピアノをお届けしたことによって、訪問音楽会や、地域の人たちが集まって歌を歌う集いなどが開かれるようになりました。震災前から、さまざまな場所にピアノを囲んで大勢の人たちが集まっていたし、これからも集まりたいと考えている人が多いことがよくわかります。「被災地へピアノをお届けする」のは、被災地域全体の音楽環境や教育環境の整備、底上げに寄与することに他ならないのです。
〇お届け先からご要望があれば、贈呈式演奏に伺います。そんな時、私たちの活動は単にピアノという「ハード」だけをお届けしているのではない、ピアノとともに音楽という「ソフト」をお届けすることに直結していると気づかされます。贈呈式演奏の他に、東日本復興応援プロジェクトの一環として東京・銀座で催されていた「数寄屋橋音楽会」や、仙台中央音楽センター主催「私の心のふるさと」との共催により、東京、仙台、気仙沼で音楽会を開催してきました。その際には、活動報告の時間を設けています。活動を通して見える現状をお話しして、非被災地ではさらなる支援を呼びかけ、被災地では支援希望を募る機会にしています。また、被災しながら努力している若い音楽家たちに演奏の場を設えることも、これから「被災地へピアノをとどける会」が担うべき大切な活動のひとつと考えます。
〇私どもの活動に、特定の企業、組織、団体等の後ろ盾は一切ありません。ピアノの調整・運搬費は、すべて個人的、あるいは組織的なご寄付、演奏会のチケット収益や募金箱設置等によるご寄付をお預かりしてまかなってきました。海外からのお申し出も頂いています。また、ピアノを寄贈して頂ける方には、調整・運搬費の一部として、全国一律3万円のご寄付をお願いしています。しかし、ピアノをお預かりしてからお届けするまでには、1台につき15~17万円程度の経費がかかります。電子ピアノの購入費用も必要です。前述のように、来春以降に支援を希望している学校・施設がありますし、支援を希望される個人の方はこれからも出てくるでしょう。今後もピアノのお届けを続けるための資金を確保しなければなりません。 被災地に「風化」という言葉はありません。これまでのご支援に感謝いたしますとともに、今後とも引き続きのご支援をお願い申し上げます。
寄付金のお振込み先
<郵便振替>口座番号 02280-5-110142 加入者名 被災地へピアノをとどける会
<銀行振込>
ゆうちょ銀行 二二九支店 当座 No.0110142 口座名義 被災地へピアノをとどける会
三井住友銀行 仙台支店 普通 No.1753200 口座名義 被災地へピアノをとどける会
2013年5月29日水曜日
寄贈のご報告
ご報告が遅くなってしまいましたが、5月分お届け報告をさせて頂きます。
5月8日 岩手県陸前高田市上長部公民館ベルリンハウスへ、東京都M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月16日 宮城県K様へ、東京都S様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月16日 宮城県K様へ、静岡県K様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月17日 岩手県S様へ、群馬県I様よりご 寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月17日 岩手県大槌町シーサイドタウンマスト 神奈川県Y様より ご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月17日 岩手県U様へ、奈良県F様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月17日 宮城県石巻市河北総合センターへ、カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
5月17日 宮城県石巻市和渕コミュニティセンターへ、カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
5月20日 岩手県大槌町 上町ふれあいセンターへ、ヤマハ電子ピアノをお届けいたしました。
5月20日 岩手県大槌町シーサイドタウンマストへ、ヤマハ電子ピアノ をお届けいたしました。
5月22日 宮城県塩竈市立玉川中学校へ、昭和音楽大学様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。
5月28日 宮城県大崎市立田尻中学校へ、神奈川県I様よりご寄贈のグランドピアノ及び東京都M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月28日 宮城県気仙沼市「福よし」様へ、埼玉県N様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。
5月28日現在、総計は320台となりました。ありがとうございました。
御礼のメールと写真を頂きました。
お姉さんは、部活動で忙しくなかなか練習はできませんが、妹さんは暇さえあればピアノを弾いていらっしゃるそうです。
「暇さえあればピアノを弾いています。」というメールを多く頂きます。嬉しいことですね。ありがとうございました。
2013年5月22日水曜日
お知らせ
いつも「被災地へピアノをとどける会」を応援してくださり、ありがとうございます。スタッフ一同感謝申し上げます。
今月もたくさんのピアノをお届けすることができました。詳細につきましては、近日中にお知らせいたします。
今年に入ってから、ピアノの支援を受けたいという「需要」よりも、ピアノを贈りたいという「供給」が上回る状態になっておりましたので、3月以来、ピアノのご寄贈受付を一旦中止しておりました。しかし、このところ支援のご希望が続いており、寄贈のピアノの不足が懸念されるようになりました。そこで、ご寄贈受付を再開させて頂きます。
ご寄贈をお願いしたいのは、グランドピアノ、またはアップライトピアノです。電子ピアノにつきましては、新規購入されての場合を除いて、辞退させて頂きます。中古の電子ピアノは、部品の在庫の都合からメンテナンスが困難だからです。
また、1台のピアノを運搬、調整、お届けするためには15万円前後の経費が必要です。「被災地へピアノをとどける会」は、特定の企業や団体、組織等の後ろ楯を一切持たず、音楽を愛する皆さまからの篤志のみで活動を続けてきました。ありがたいことにチャリティコンサート等の収益などを、各方面からご寄付頂いておりますが、それでも毎月通帳の残額を睨みながら、次のお届け計画を考えているのが実情です。
被災地にはまだまだ私どもの活動が必要です。今後も資金面での応援も頂戴したく、伏してお願い申し上げます。
ピアノをお届けした御礼に送って頂いた写真です。
かわいらしい笑顔は、活動の宝物です。ありがとうございました。
今月もたくさんのピアノをお届けすることができました。詳細につきましては、近日中にお知らせいたします。
今年に入ってから、ピアノの支援を受けたいという「需要」よりも、ピアノを贈りたいという「供給」が上回る状態になっておりましたので、3月以来、ピアノのご寄贈受付を一旦中止しておりました。しかし、このところ支援のご希望が続いており、寄贈のピアノの不足が懸念されるようになりました。そこで、ご寄贈受付を再開させて頂きます。
ご寄贈をお願いしたいのは、グランドピアノ、またはアップライトピアノです。電子ピアノにつきましては、新規購入されての場合を除いて、辞退させて頂きます。中古の電子ピアノは、部品の在庫の都合からメンテナンスが困難だからです。
また、1台のピアノを運搬、調整、お届けするためには15万円前後の経費が必要です。「被災地へピアノをとどける会」は、特定の企業や団体、組織等の後ろ楯を一切持たず、音楽を愛する皆さまからの篤志のみで活動を続けてきました。ありがたいことにチャリティコンサート等の収益などを、各方面からご寄付頂いておりますが、それでも毎月通帳の残額を睨みながら、次のお届け計画を考えているのが実情です。
被災地にはまだまだ私どもの活動が必要です。今後も資金面での応援も頂戴したく、伏してお願い申し上げます。
ピアノをお届けした御礼に送って頂いた写真です。
「子供たちが待ち望んでいたピアノが届きました。ご寄贈頂きました方をはじめ、ピアノをとどける会の方々には心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。子供たちも感謝の気持ちを忘れず、大切に使うことと思います。」
かわいらしい笑顔は、活動の宝物です。ありがとうございました。
2013年5月5日日曜日
私の心 のふるさと in 三陸 ~歌い継ごう・自然とともに生きる歌~
5月3日、被災地へピアノをとどける会と仙台中央音楽センターの共同主催によるコンサート「私の心
のふるさと in 三陸 ~歌い継ごう・自然とともに生きる歌~」は、気仙沼市本吉はまなすホールで無事終了しました。出演は、山中敦子(ソプラノ)、草刈伸明(バリトン)、勅使河原真実(ヴァイオリン)といった、いずれもとどける会を強力にサポートしてくださっている方々と実行委員長・庄司美知子(ピアノ)です。副委員長・吉川和夫が、とどける会の活動報告をお話しする時間も設けられました。
少し長めのコンサートでしたが、ほとんどのお客様が最後まで聴いてくださり、ロビーに出た私たちに口々に御礼をおっしゃってお帰りになりました。みなさん、穏やかな笑顔でした。
そして嬉しかったのは、これまでにピアノをお届けした方々が何人も聴きに来てくださったことです。あるピアノの先生からは、お届けしたピアノで再びレッス ンを受け始めてから、生徒さんの表情まで変わったとお話しくださいました。避難所へ訪問演奏に出かけた庄司に、「いつかまたピアノが弾きたいな…」とつぶやいて、とどける会が立ち上がるきっかけとなった姉妹も来てくださいました。この少女がつぶやかなければ、306台のピアノは動くことはなかったのです。
とどける会のスタッフにとっても、活動の今までを振り返り、これからを考える良い機会となりました。ありがとうございました。
少し長めのコンサートでしたが、ほとんどのお客様が最後まで聴いてくださり、ロビーに出た私たちに口々に御礼をおっしゃってお帰りになりました。みなさん、穏やかな笑顔でした。
そして嬉しかったのは、これまでにピアノをお届けした方々が何人も聴きに来てくださったことです。あるピアノの先生からは、お届けしたピアノで再びレッス ンを受け始めてから、生徒さんの表情まで変わったとお話しくださいました。避難所へ訪問演奏に出かけた庄司に、「いつかまたピアノが弾きたいな…」とつぶやいて、とどける会が立ち上がるきっかけとなった姉妹も来てくださいました。この少女がつぶやかなければ、306台のピアノは動くことはなかったのです。
とどける会のスタッフにとっても、活動の今までを振り返り、これからを考える良い機会となりました。ありがとうございました。
2013年4月30日火曜日
寄贈のご報告
4月19日、宮城県NPO法人「M&P」様へ、愛知県「ポケットオペラ」様新規ご購入ご寄贈のコルグ電子ピアノをお届けいたしました。 4月20日、岩手県より転居中の東京都K様へ、山口県N様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました(いわてアートサポートセンター様との連携による支援です)。 4月26日、石巻市立和渕小学校へ、静岡県F様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。 4月28日、宮城県S様へ、ヤマハ電子ピアノをお届けいたしました。
写真は、石巻市立和渕小学校です。教頭先生から御礼のメールを頂きました。
「校庭のチューリップが満面の笑みで春を告げています。今朝、朝会で全校児童に、ピアノをお披露目いたしました。放課後に、「放課後児童クラブ」の子どもと先生がピアノを 弾いていました。音楽のある光景はいいものです。」
ありがとうございました。
2013年4月12日金曜日
お知らせ
4月11日、RCC中国放送で放送されました取材番組が、1週間の間、RCCのホームページでご試聴できます。
http://news.rcc.jp/
→ 4月11日の記事 「被災者の心のケア ピアノ贈る活動に県内からも」 → 「動画を見る>>>WMVファイル」
ぜひご覧ください。
2013年4月11日木曜日
ご報告と御礼
写真は、2月24日にアップライトピアノをお届けした宮城県M様です。
2年前の4月、この女の子が、庄司美知子に向かって避難所でつぶやいた「お家が流されたの。またピアノが弾きたいなぁ・・・」というひとことが、たくさんの音楽家、楽器屋さん、運送屋さん、音楽愛好家の方々を動かし、「被災地へピアノをとどける会」の活動へと繋がっていったのです。
本来ならば、真っ先にMさんにお届けしたかった。しかし、なかなかそれは叶いませんでした。仮設住宅では、床の強度、音洩れの問題から、ピアノが入れられないのです。
ようやくお住まいの環境が整い、 2月24日に念願のピアノが届きました。
「私はいただいたピアノで一生懸命練習をし、発表会をみごとせいこうさせることができました。本当にありがとうございました。これからもレッスンや練習をがんばりたいと思います。」
さて、ここからは寄贈のご報告です。
3月14日、岩手県S様、福島県I様へ、カワイ電子ピアノをお届けしました。
4月2日、宮城県東松島市・矢本西市民センターへ、石川県Y様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。
4月3日、宮城県大崎市鎌田記念ホールへ、NHK新潟放送局よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。
4月3日、岩手県ザ・バーガー・ハーツへ、神奈川県O様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
4月6日、岩手県K様、宮城県K様へ、ヤマハ電子ピアノをお届けいたしました。
4月10日、宮城県M様へ、岐阜県M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
ありがとうございました。
以上で、「被災地へピアノをとどける会」からお届けしたピアノ、電子ピアノ、キーボードの総計が301台となりました。
2年前の4月、この女の子が、庄司美知子に向かって避難所でつぶやいた「お家が流されたの。またピアノが弾きたいなぁ・・・」というひとことが、たくさんの音楽家、楽器屋さん、運送屋さん、音楽愛好家の方々を動かし、「被災地へピアノをとどける会」の活動へと繋がっていったのです。
本来ならば、真っ先にMさんにお届けしたかった。しかし、なかなかそれは叶いませんでした。仮設住宅では、床の強度、音洩れの問題から、ピアノが入れられないのです。
ようやくお住まいの環境が整い、 2月24日に念願のピアノが届きました。
「私はいただいたピアノで一生懸命練習をし、発表会をみごとせいこうさせることができました。本当にありがとうございました。これからもレッスンや練習をがんばりたいと思います。」
さて、ここからは寄贈のご報告です。
3月14日、岩手県S様、福島県I様へ、カワイ電子ピアノをお届けしました。
4月2日、宮城県東松島市・矢本西市民センターへ、石川県Y様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。
4月3日、宮城県大崎市鎌田記念ホールへ、NHK新潟放送局よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。
4月3日、岩手県ザ・バーガー・ハーツへ、神奈川県O様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
4月6日、岩手県K様、宮城県K様へ、ヤマハ電子ピアノをお届けいたしました。
4月10日、宮城県M様へ、岐阜県M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
ありがとうございました。
以上で、「被災地へピアノをとどける会」からお届けしたピアノ、電子ピアノ、キーボードの総計が301台となりました。
私たちのように、特定の企業や組織、宗教団体等の後ろ楯を持たない小さなグループがここまで続けてこられたのは、おひとりおひとりの個人の篤志に支えられてのことです。 数の問題ではありませんが、お届けできた300台という数は奇跡的なことに思えます。
ピアノを失って悲しい思いをしておられる人たちが笑顔になるよう、活動はまだまだ続きます。
今後とも「被災地へピアノをとどける会」をどうぞよろしくお願い申し上げます。
2013年4月10日水曜日
取材番組放送のお知らせ
4月7日、中国放送の方々が被災地にピアノをとどける会の取材に いらして下さいました。広島の方々は原爆のことを想い、震災後福 島のことをずっと見守っていらしたそうです。そして広島での チャリティーコンサートの収益金をこの会にお届けくださいました 。
広島のある方がお寄せ下さったピアノを福島の新地小学校に お届けすることになったという偶然の出会いを知ったこの放送局のKさんは、そ の後取材を続け、4月8日に新地小学校の入学式を取材することにな ったそうです。広島から福島へ届いたピアノは、入学式できっと元 気な子供たちを迎えてくれたことでしょう。その前にと、仙台に立ち 寄ってくださいました。
4月11日18時15分から18時55分までRCC中国放送ニュ ース6(シックス)の枠の中で放送されるとのことです。(笠岡から広 島、岩国までの範囲です。)電波が届く地域にお住まいの方は、ぜひご覧ください。
広島のある方がお寄せ下さったピアノを福島の新地小学校に
4月11日18時15分から18時55分までRCC中国放送ニュ
2013年3月28日木曜日
コンサートでの募金活動
3月26日、東京文化会館小ホールで行われた東京混声合唱団定期演奏会で、「被災地へピアノをとど
ける会」副委員長・吉川和夫作曲の合唱曲「どうして
あんなに」が演奏されました。震災犠牲者への鎮魂の意を込めた作品です。指揮者の田中信昭先生と東混メンバーや事務局の皆さまのおはからいにより、吉川が
舞台で「とどける会」の活動についてのスピーチをさせて頂きました。
終演後には、メンバーの方々が募金活動を行って「とどける会」へ寄付して頂けることになりました。東混のメンバーには東北出身の方がたくさんおられ、中にはご親戚が被災された方もいらっしゃるそうです。東京混声合唱団の皆さまに、厚く御礼申し上げます。
このように、演奏会での募金活動で集まったお金を「とどける会」へ寄付しようという動きが、今もあります。若い方々がチャリティーコンサートを企画しているとのお話も伺っています。
現在、ピアノは供給過多の状態が続いていますので、新たな受け入れは一旦中止しております。しかし、ピアノを移動し整備するためのお金はこれからも必要で すので、このような動きは本当にありがたいですし、金額の多い少ないではなく、皆様のご厚意が繋がっていくことが本当に嬉しいことです。今後ともよろしくお願いいたします。
終演後には、メンバーの方々が募金活動を行って「とどける会」へ寄付して頂けることになりました。東混のメンバーには東北出身の方がたくさんおられ、中にはご親戚が被災された方もいらっしゃるそうです。東京混声合唱団の皆さまに、厚く御礼申し上げます。
このように、演奏会での募金活動で集まったお金を「とどける会」へ寄付しようという動きが、今もあります。若い方々がチャリティーコンサートを企画しているとのお話も伺っています。
現在、ピアノは供給過多の状態が続いていますので、新たな受け入れは一旦中止しております。しかし、ピアノを移動し整備するためのお金はこれからも必要で すので、このような動きは本当にありがたいですし、金額の多い少ないではなく、皆様のご厚意が繋がっていくことが本当に嬉しいことです。今後ともよろしくお願いいたします。
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