2013年5月29日水曜日

寄贈のご報告


ご報告が遅くなってしまいましたが、5月分お届け報告をさせて頂きます。

5月8日 岩手県陸前高田市上長部公民館ベルリンハウスへ、東京都M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月16日 宮城県K様へ、東京都S様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月16日 宮城県K様へ、静岡県K様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月17日 岩手県S様へ、群馬県I様よりご 寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月17日 岩手県大槌町シーサイドタウンマスト 神奈川県Y様より ご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月17日 岩手県U様へ、奈良県F様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月17日 宮城県石巻市河北総合センターへ、カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
5月17日 宮城県石巻市和渕コミュニティセンターへ、カワイ電子ピアノをお届けいたしました。
5月20日 岩手県大槌町 上町ふれあいセンターへ、ヤマハ電子ピアノをお届けいたしました。
5月20日 岩手県大槌町シーサイドタウンマストへ、ヤマハ電子ピアノ をお届けいたしました。
5月22日 宮城県塩竈市立玉川中学校へ、昭和音楽大学様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。
5月28日 宮城県大崎市立田尻中学校へ、神奈川県I様よりご寄贈のグランドピアノ及び東京都M様よりご寄贈のアップライトピアノをお届けいたしました。
5月28日 宮城県気仙沼市「福よし」様へ、埼玉県N様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。

5月28日現在、総計は320台となりました。ありがとうございました。

御礼のメールと写真を頂きました。
お姉さんは、部活動で忙しくなかなか練習はできませんが、妹さんは暇さえあればピアノを弾いていらっしゃるそうです。
「暇さえあればピアノを弾いています。」というメールを多く頂きます。嬉しいことですね。ありがとうございました。

2013年5月22日水曜日

お知らせ

いつも「被災地へピアノをとどける会」を応援してくださり、ありがとうございます。スタッフ一同感謝申し上げます。

今月もたくさんのピアノをお届けすることができました。詳細につきましては、近日中にお知らせいたします。

今年に入ってから、ピアノの支援を受けたいという「需要」よりも、ピアノを贈りたいという「供給」が上回る状態になっておりましたので、3月以来、ピアノのご寄贈受付を一旦中止しておりました。しかし、このところ支援のご希望が続いており、寄贈のピアノの不足が懸念されるようになりました。そこで、ご寄贈受付を再開させて頂きます。

ご寄贈をお願いしたいのは、グランドピアノ、またはアップライトピアノです。電子ピアノにつきましては、新規購入されての場合を除いて、辞退させて頂きます。中古の電子ピアノは、部品の在庫の都合からメンテナンスが困難だからです。

また、1台のピアノを運搬、調整、お届けするためには15万円前後の経費が必要です。「被災地へピアノをとどける会」は、特定の企業や団体、組織等の後ろ楯を一切持たず、音楽を愛する皆さまからの篤志のみで活動を続けてきました。ありがたいことにチャリティコンサート等の収益などを、各方面からご寄付頂いておりますが、それでも毎月通帳の残額を睨みながら、次のお届け計画を考えているのが実情です。
被災地にはまだまだ私どもの活動が必要です。今後も資金面での応援も頂戴したく、伏してお願い申し上げます。

 ピアノをお届けした御礼に送って頂いた写真です。

「子供たちが待ち望んでいたピアノが届きました。ご寄贈頂きました方をはじめ、ピアノをとどける会の方々には心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。子供たちも感謝の気持ちを忘れず、大切に使うことと思います。」

かわいらしい笑顔は、活動の宝物です。ありがとうございました。

2013年5月5日日曜日

私の心 のふるさと in 三陸 ~歌い継ごう・自然とともに生きる歌~




53日、被災地へピアノをとどける会と仙台中央音楽センターの共同主催によるコンサート「私の心 のふるさと in 三陸 ~歌い継ごう・自然とともに生きる歌~」は、気仙沼市本吉はまなすホールで無事終了しました。出演は、山中敦子(ソプラノ)、草刈伸明(バリトン)、勅使河原真実(ヴァイオリン)といった、いずれもとどける会を強力にサポートしてくださっている方々と実行委員長・庄司美知子(ピアノ)です。副委員長・吉川和夫が、とどける会の活動報告をお話しする時間も設けられました。

少し長めのコンサートでしたが、ほとんどのお客様が最後まで聴いてくださり、ロビーに出た私たちに口々に御礼をおっしゃってお帰りになりました。みなさん、穏やかな笑顔でした。

そして嬉しかったのは、これまでにピアノをお届けした方々が何人も聴きに来てくださったことです。あるピアノの先生からは、お届けしたピアノで再びレッス ンを受け始めてから、生徒さんの表情まで変わったとお話しくださいました。避難所へ訪問演奏に出かけた庄司に、「いつかまたピアノが弾きたいな」とつぶやいて、とどける会が立ち上がるきっかけとなった姉妹も来てくださいました。この少女がつぶやかなければ、306台のピアノは動くことはなかったのです。

とどける会のスタッフにとっても、活動の今までを振り返り、これからを考える良い機会となりました。ありがとうございました。