2012年6月20日水曜日

グランド・ピアノ受け入れの一時休止について

いつも「被災地へピアノをとどける会」を応援していただき、ありがとうございます。

誠に勝手ながら、グランド・ピアノの受け入れを一時休止させて頂きます。

グランド・ピアノは、学校や施設、公共性の高い場所にお届けしておりますが、現在仙台の倉庫でお預かりしているグランド・ピアノの数に対して、支援のご希望が減少しています。

学校や公共施設等のうち、壊滅的な被害を受けたところは、校舎等の修復や改・新築の見通しがついていないため、未だお届けすることができません。数年後の支援をお約束して、「覚書」を取り交わしている施設等もあります。せっかく寄贈主様からのご厚意によってグランド・ピアノをお預かりしても、支援先へなかなかお届けできないケースも増えています。

グランド・ピアノ受け入れの一時休止は、お預かりしたピアノの受け入れ先を確実にするための措置とご理解ください。受け入れを再開する時は、ホームページ上でお知らせいたします。

なお、アップライト・ピアノのご寄贈、お金によるご寄付は引き続きお受けいたします。

また、支援を希望される学校、施設、個人の方をご存知でしたら、ぜひご一報頂きたく存じます。

今後とも 「被災地へピアノをとどける会」の活動を応援して頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。(2012.6.20)




寄贈のご報告

6月12日、宮城県S様および宮城県W様へ、電子ピアノをお届けしました。

ありがとうございました。




2012年6月16日土曜日

寄贈のご報告

寄贈のご報告が溜まってしまいました。5月下旬からの分です。

5月23日、岩手県F様へ、宮城県M様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

5月24日、宮城県I様へ、東京都F様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

5月30日、宮城県I様へ、神奈川県T様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

同じく5月30日、 宮城県H様へ、会で新規購入した電子ピアノをお届けいたしました。

5月31日、岩手県久慈市立宇部中学校へ、岐阜県Y様よりご寄贈のグランド・ピアノをお届けいたしました。

同じく5月31日、名取市増田西小学校へ、埼玉県S様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

6月2日、宮城県T様へ、北海道Y様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

同じく6月2日、福島県W様へ、新潟県H様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

6月3日、宮城県I様へ、島根県A様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

同じく6月3日、宮城県U様へ、広島県N様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

6月4日、石巻市メロン保育園へ、会で新規購入した電子ピアノ2台をお届けしました。

6月6日、宮城県志津川高校へ、東京都N様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。

6月9日、 宮城県E様へ、東京都K様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

同じく6月9日、宮城県N様へ、神奈川県H様よりご寄贈のアップライト・ピアノをお届けいたしました。

6月11日、名取市立増田中学校へ、岡山県H様よりご寄贈のグランドピアノをお届けいたしました。

6月12日 宮城県W様へ、会で新規購入した電子ピアノ をお届けしました。

皆さま、ありがとうございました。

写真は、5月20日にお届けした福島県H様が送ってくださったものです。
「翌日はちょうど息子の7歳のお誕生日でしたので、とても良い記念になりました。当日は、家族みんなでトラックからおろされ運ばれてくるピアノの様子を見て、とても嬉しくて感動いたしました。」と書いてくださいました。ありがとうございました。

2012年6月14日木曜日

数寄屋橋音楽会 in SENDAI 報告

数寄屋橋音楽会 in SENDAI について、もう少しご報告をしなければ・・・と思っていたところ、「被災地へピアノをとどける会」とともにこの音楽会を共催してくださった数寄屋橋音楽会実行委員長・畠山裕恵さんが、ブログに詳しい報告を書いてくださいました。ぜひお読みください。

http://sukiyabashi.blog.fc2.com/blog-entry-22.html

会場に来てくださったBluesky様も、ご自分のブログに書いてくださいました。Bluesky様、ありがとうございました。こちらもぜひお読みになってみてください。

http://pub.ne.jp/bluesky531/





当日会場で販売したミサンガです。南三陸町歌津で被災した渡辺千香さんという方の手作りです。ひとつひとつ、手書きのメッセージが添えられています。用意した50個ほどは、あっという間に完売しました。ありがとうございました。


2012年6月12日火曜日

満員御礼

6月10日、仙台トラストシティ・エントランスで行いました「数寄屋橋音楽会 in SENDAI 」は、おかげさまで大盛況のうちに無事終了しました。

座席が150席。これ以上は消防法の関係で並べることができませんでした。 用意したプログラムは250部。しかし、足りないことが明らかになってスタッフが印刷に走り、60部用意したものが数部だけ最後に残りました。その間プログラムをお渡しできなかった方が数十名いらっしゃるのではないかとのことです。300名を超えるお客様に来て頂いたことになります。本当にありがとうございました。また、多くの方に「立ち見」をさせてしまい、申し訳ありませんでした。

ベテランのプロの演奏家から音楽学生までさまざまな世代が演奏し、また「数寄屋橋音楽会」と「被災地へピアノをとどける会」について、活動報告をいたしました。長時間にわたる演奏会でしたが、大半のお客様が最後までお聴きくださり、帰りには「素晴らしいコンサートだったよ」と声をかけてくださいました。また、被災地から来てくださったり、被災地より仙台に転居していらっしゃる方々がたくさんおみえになったりしたのも嬉しいことでした。ピアノをお届けした方々も来てくださいました。

 「被災地へピアノをとどける会」は設立1周年を迎えましたが、これからまだまだたくさんの使命を果たしていかなければならないように思います。今後ともどうぞよろしくお引き立て頂きますよう、お願い申し上げます。



2012年6月3日日曜日

仙台市長表敬訪問

5月23日、仙台市役所に奥山恵美子仙台市長を表敬訪問いたしました。お伺いしたのは、実行委員長・庄司美知子、副委員長・渋谷由美子と吉川和夫の3名です。

5月1日に仙台市青年文化センターにグランド・ピアノをお届けしたことからお招き頂いたのですが、青年文化センターの話題に限らず、「被災地へピアノをとどける会」の活動全般にわたってお話いたしました。奥山市長は、私たちの活動についてすでによく承知しておられ、芸術、とりわけ音楽で「感動する」ことの大切さについて話してくださいました。この活動を続けていく上での大きな励ましとなりました。約30分間、仙台市市民文化事業団幹部の方々も交えて、和やかな時を過ごさせて頂きました。ありがとうございました。

訪問の様子は、仙台市のページ「市長行動記録」にも掲載されています。1日何万件というアクセスがあるのだそうです。
http://www.city.sendai.jp/shicho/motion_2012_05.html




2012年6月2日土曜日

数寄屋橋音楽会 in SENDAI

「数寄屋橋音楽会」は、東京・銀座で展開されている東日本復興応援プロジェクトの関連イベントです。2012年5月までに6回開催され、気仙沼を中心とした宮城県沿岸部の復興応援に大きな役割を担っています。今後も8月まで、毎月1回、東京・銀座を会場に開催予定です。

「被災地へピアノをとどけ会」と「数寄屋橋音楽会」は、2012年3月に、合同企画の音楽会を東京で開催し、大きな反響を呼びました。特に気仙沼高校1年・小野寺正法君は、津波によって自宅とともに愛用のピアノを流失してしまったにも関わらず、昨年度、ピアノと声楽の2つのコンクールで、どちらも優秀な成績をおさめた逸材です。「故郷の人たちを元気づけるために」自ら作詞・作曲した「この町を通れば」は、多くの来場者に強い印象を焼きつけたのでした。

数寄屋橋音楽会 in SENDAIは、小野寺君をはじめ、被災地出身の音楽家たちの演奏をお聴き頂くとともに、「とどける会」「数寄屋橋音楽会」の活動報告を行ない、被災地応援の一助としたいと思います。

日 時:2012年6月10日(日)14時~16時半 入場無料、出入り自由
会 場:仙台トラストシティ 1Fエントランス(仙台市青葉区一番町1-9)

出 演
クラリネット:最上 陽子、サクソフォン:鴫原 葵、テノール:小野寺 正法
ヴァイオリン:渋谷 由美子、勅使河原 真実、志賀 恵子
ピアノ:庄司 美知子、ハンダ 里加(特別出演)、榊原 紀保子、太田 陽子
司会と活動報告:吉川 和夫、畠山 裕恵

曲目
バッハ:G線上のアリア
クライスラー:愛の喜び
ショパン:英雄ポロネーズ
玉木宏樹編:日本の歌
瀧廉太郎:荒城の月
小野寺正法:この町を通れば 他

皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

番組取材

5月21日、テレビ番組の取材。「被災地にピアノをとどける会」の活動についての収録をするために、ピアニストのリチャード・クレーダーマンさんが仙台にいらっしゃいました。実行委員長・庄司美知子がご一緒させて頂きました。

クレーダーマンさんは、仙台市の被災地域を訪れたあと、「とどける会」のピアノ庫として使わせて頂いている仙台ピアノサービス倉庫へいらっしゃいました。

「無口な人と言われていましたがよくお話になり、英語でも対応下さりいろいろお話しなさってました。クレーダーマンさんは、自分はクラシック演奏家でないけれどももしかしたら子供たちにはわかりやすい音楽として受け入れてもらえるかもしれない。音楽を伝えるよう頑張る。今後も応援したいとおっしゃってくださいました。」(庄司美知子)

クレーダーマンさんは、震災直後の昨年4月、日本へのメッセージをくださっています。
http://www.barks.jp/news/?id=1000068927 毎年のように日本を訪れていますから、震災に対しても深い思いを持ってくださっているのだろうと思います。

番組の放映は、
BS1で、7月3日(火)14:00~、BSワールドで、7月2日(月)13:00~。
番組名は、Tomorrow、28分の番組とのことです。ぜひご覧ください。